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一つの運動体としての展覧会



まだ昼には暖かいけど、夜になると一気に気温が下がりかなり肌寒いですね。

皆さん、風邪ひかないように気をつけてください。


コロナの中で無事に展覧会がオープンされ、あっという間に幕を下ろしました。

ご覧になってくださった皆さん、ありがとうございます!


私は家村ゼミのサポーターとして今回の「金氏徹平のグッドベンチレーション-360°を超えて-」展に参加させていただきました。今日は、半分はゼミ生であり、半分は外側の人である私からみた「金氏徹平のグッドベンチレーション」で感じたことについて皆さんにご紹介したいと思います。



金氏さんは舞台を作ることもされてる方です。そのためなのか、今回の展覧会を準備しながら他の展覧会作りとは違う面があるなーと思いました。それは作家と企画者という、別々の立場で展覧会を作るのではなく、一つの「運動体」として展覧会を作っているという点でした。


コロナの中、ほとんどの会議はオンラインで行われ、金氏さんも京都から参加してくださいました。実家に帰っているゼミ生、大学の近くに住んでいるゼミ生など、皆がそれぞれ自分がいる環境でできるだけたくさんのものを収集し、積極的に新たな案を出したりしました。それは金氏さんの作品をきちんと理解した上で出した案であり、その案の中、実際に展覧会場に一つの装置として置かれたものもありました。


一つの運動体ということはつまり、まるで多くの人が一体となって動くことでしょう。バラバラではなく、誰かは腕になり、誰かは足になり、指になり、頭になり…この感覚は搬入・搬出の時にさらにわかりやすくなり、皆がまるで一人のように(あるいは金氏さんの分身のように)見えてきました。



今回の家村ゼミ展は本当にコロナだからこそできること、コロナという制約の中でできることをたっぷり試みた展覧会だと私は思います。密室にならないように閉めてる部屋をそとで観覧することにしたり、導線を一つだけに絞ったり、ちゃんと換気していい空気が流れる環境を作ったり。さらに学生だからこそできること、大学の美術館だからこそできることも、いろんな実験ができたと思います。トークセッションでも作家と批評家だけではなく、実際に展覧会を一緒に作ったゼミ生側の話が聞けてさらに現場の雰囲気がわかる生き生きした時間になりました。


展覧会は終了しましたが、「金氏徹平のグッドベンチレーション-360°を超えて-」を見逃した方がいらっしゃるならば、2021年の3月に刊行を予定している『家村ゼミ展2020ドキュメント』をぜひお楽しみにしていただけたらと思います!面白いドキュメントを作りますので!


追伸。

展覧会は終了いたしましたが、まだインスタグラムでは皆さんが撮った会場の写真を集めています。ぜひどうぞ!#金氏徹平のグッドアネックス (このリンクをクリックすると今まで集まった写真がご覧になれます)



家村ゼミ展2020サポーター 

イ・ヘリム(多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン専攻2年)

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©IEMURA seminar 2020

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