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家村ゼミ2026 2回目の実験報告

  • 執筆者の写真: 展覧会設計ゼミ
    展覧会設計ゼミ
  • 8月5日
  • 読了時間: 3分

こんにちは、家村ゼミ3年生のSです。

ジリジリとした日差しが眩しい日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

3年生もゼミに慣れてきた6月の初めに、家村ゼミでは2回目の実験を行いました。

前回の実験では大学の事情により学生は参加できなかったため、今回が3年生にとって最初の実験となりました。

初めて入った作品のないアートテークは、とても広く感じました。


今回の実験の最大のポイントは、ベニヤを置いてみることでした。

那須さんから「ベニヤを置いて光を制限したい」という提案をいただいてから、学生の中で「ベニヤが浮いて、インスタレーションや作品の一部として見えてしまうのではないか」という話し合いを重ねていました。

一回目の実験でも少し試しましたが、学生は直接みることができなかったので、とてもドキドキしていました。

実際に見た那須さんのベニヤは私の想像よりも薄く、これまで那須さんが展示で使用してきた穴がたくさん空いていました。


「まずはベニヤを104の空間に並べてみよう」ということになり、みんなでベニヤの脚を組み立て、並べる枚数を決めるための仮置きをしました。

すると、ベニヤが一枚増えるごとに影ができ、部屋がどんどん暗くなっていきました。

私はベニヤの枚数でここまで空間の印象が変わることに衝撃を受けました。

私はこの時はじめて「自然光の展示」を明確に実感したかもしれません。

みんなで話し合い枚数を決めたベニヤは、自然と空間に馴染んでいました。

ベニヤの隙間や穴からは自然光がもれていて、プラネタリウムのように感じました。

ベニヤが薄く、展示期間中に風で倒れてしまう可能性があるため、両面テープで床に固定してみることになりました。

そうすると、ベニヤが床に「固定されている」という感覚が強くなったように思いました。

これは私たちがしっかり固定した事実を知っているからなのか、それともベニヤの脚が床と密着したからなのか。

鑑賞者が見たときにはどう感じるのか気になります。


ベニヤを組み立てる様子
ベニヤを組み立てる様子

それぞれの空間の作品の位置決めでは、那須さんに事前にいただいたイメージ図を中心にしながら、那須さんの感覚で釘を打ってもらいました。

那須さんは事前の会議で「蝶が飛んでいるイメージ」で作品を配置したいとおっしゃっていました。

私は別の作業をしていたので、出来上がった状態しか見ることができませんでしたが、実際に作品が置かれた空間を見て、確かに自由に羽ばたいている蝶のようだと感じました。

作品の位置が決まったあとは、私たちゼミ生でその位置を計測する作業をしました。

前述のとおり作品の位置は那須さんに決めてもらっているので、私たちも慎重に記録しました。


那須さんが壁に釘を打つ様子
那須さんが壁に釘を打つ様子

今回の実験はこのような内容となりました。

実験の合間や休憩時間には那須さんとお話することもでき、少し距離が縮められたのではないかと思います。

今回の実験で新たな課題も見えてきたので、良い展覧会にするためにゼミ生一同引き続きがんばります。

3回目の実験の様子についてもブログが更新されているので、合わせてお楽しみいただけると嬉しいです。


ゼミ生S

 
 
 

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