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家村ゼミ2026 3回目の実験報告

  • 執筆者の写真: 展覧会設計ゼミ
    展覧会設計ゼミ
  • 8月5日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。家村ゼミ3年のTと申します。

梅雨が明け、今年もついに夏が始まりました。厳しい天候が続いていますが、みなさんお元気にされていますか。


私たちがアートテークギャラリーにて3度目の実験を行った7月22日もまた、最高気温37℃の晴天で非常に暑い日でした。


会期前最後となるこの日の実験に向けてゼミ生一同準備を重ねてきました。

いよいよやってきた実験の日、私は緊張しつつも、再び展示空間に那須さんの作品が置かれる様子を見られることを楽しみにして登校しました。


今回の実験では、主に作品の正式な設置位置の決定などを行いました。

私たちが最初に取り組んだのは、前回の実験で記録した設置位置の再現です。那須さんが作品の設置準備をする間、ゼミ生たちはベニヤ板を再び並べたりレーザー墨出し機とメジャーを使って各作品の位置の印付けをしたりと、前回の実験の状況の再現を行いました。


今年の展覧会ゼミは人数が多いので、こういった作業を行う実験の際には人手の多さにありがたく感じます。


作品位置の印付けの様子


設置位置の印がつけられたら、いよいよ作品を壁にかけていきます。


6月6日に行った2回目の実験から1ヶ月と少し経ち、那須さんの作品は前回よりもかなり表情が変わっていました。何層も重ねて描いていく那須さんの技法は、制作が進むほど絵に奥行きを増し、微妙な色彩の変化、濃淡の変化を生み出します。

心象のなかの遠い景色を思いおこさせるような距離感を持つ那須さんの絵画は、アートテークギャラリーの緩やかな光と陰の世界に、肩の力を抜いたような無理のなさで存在していました。


今回の展示作品は、全て本展のために新しく制作されています。そのことも相まって、今まさに日々変化している那須さんの絵画が、作業中の一瞬、白手袋をした自分の手の上にとどまっているのはなんだか不思議な感覚でした。


作品がかけられると、その位置は前回の実験の時とほとんど変化が無くても、作品ひとつひとつの表情が変わったことで展示室の空気も前回とは大きく変わることへの驚きがありました。


実験の終盤には那須さんと家村先生、そしてゼミ生皆で展示室を歩きながら展示や作品について話す時間がとられました。

ゼミ生からも那須さんに質問をすることができ、制作の姿勢や設置位置の意図などについてお話を伺うことができました。那須さんが私たちの質問に対して思考や感覚を言葉にして共有して下さったことは私たちにとって非常に貴重な学びとなり、また活動の大きな励みになりました。


作品や今回の展示について那須さんからお話を伺いました


実験終了後はアートテークギャラリーの外にある机を囲み、那須さんと家村先生、ゼミ生など実験に関わった皆でお菓子パーティーを開きました。

ゼミ生一同、1日を振り返ったり雑談をしたりと、達成感のなかリラックスした時間を過ごし、那須さんとも、実験中にはしないような他愛もないお話をすることができたことが印象的です。


実験は無事に終わったもののやることはまだまだ盛りだくさんで、日々展覧会オープンに向けて準備を重ねています。

8月も夏休み期間のゼミ生の生活などについてブログを更新する予定ですので、ぜひ引き続きチェックしてみてください!


これから暑い日が続くと思いますが、夏を乗り越えて、10月3日からの展覧会にてお会いできるのを楽しみにしております。どうぞご自愛してお過ごしください。


芸術学科3年 T

 
 
 

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